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SFO到着!!

2012年02月27日

jannovation spring2012いよいよ開始となりました。

サンフランシスコの空は晴れ。

いまサンフランシスコ国際空港からサンブリッジのシリコンバレーオフィスのあるプラグアンドプレイに向かっています。

オープニングセッション

Plug and Playに集まった参加者たち、緊張感も感じられる中、jannovation spring 2012の開幕です!!

 

まずはSunBridge CEO Allen挨拶。

「2011年夏に、学生と起業家を対象にシリコンバレーでのツアーを行う、jannovation weekというものを行った。学生と起業家のつながりの向上を目的の一つとしていたが、学生と起業家の興味の差があると感じた。そこで毎年jannovation springとして、学生だけを対象にシリコンバレーでのツアーを行うことにした。 

これからの日本の起業家を楽しみにしている。この5日間がどのようなものになるかは皆さん次第。知りたいことは自分たちから能動的にどんどん聞いて、互いにインスパイヤーされる5日間にしてください。」

Allenの言葉に皆さんの表情は真剣そのものです。

 

次に、ツアー全体の流れの説明があり、

その後、参加者の自己紹介!

まず、隣同士が自己紹介をし合い、その後全体に向かって1人ずつ自己紹介をしていくというもの。ただし、全体に向かって自己紹介をする際、隣の人の紹介もしなくてはいけません。

皆さん素晴らしい経歴の持ち主ばかりです!自己紹介をして互いについて軽くわかったことで、少し会場も和んできました。

 

自己紹介の後は、各チーム1分で事業概要の発表。各チームがどのようなビジネスプランなのかを確認します。今後5日間でプレゼン力も鍛えなくてはいけませんね!!

 

最後に、Plug and Play Tech Centerのツアーを行い、実際にPlug and Playの施設にオフィスを借りている会社に直撃インタビューをしたり、お仕事の様子をみたり、

インキュベーションとはどのようなものなのか、スタートアップの会社がどのようなものなのか肌で感じて頂きました!

 

 

 次は、皆さんの間でネットワーキング!ウェルカムディナーです!

 

ウェルカムディナー

皆さんがお互いをより知る為のネットワーキング、ウェルカムディナーの開催です。

場所はカルトレインのSunnyvale駅のすぐ側、中華料理のChef Yuです!

全国から集まった素晴らしい学生に限定されたツアーですから、今後も皆さんの交流が続いていくよう、しっかりネットワーキングしておきたいですね。 

皆さん、自分たちの事業内容やビジョン、趣味など様々な話をしています。また同じテーブルには、引率されておられる大学の先生方やSunBridge関係者などの顔ぶれが並んでいますので、色々と質問が出来るチャンスです。皆さん積極的に議論されてました。

 

食事が落ち着いた頃、締めはSunBridge CEOのAllenから。

万歳を5回繰り返しながら、「Let’s change the world together!」と皆さんで叫びました。これで団結力もアップかな。

 

 

明日からはプログラムの本格始動!!

体調にはくれぐれも気をつけながら、自分たちのビジネスモデルをしっかりとブラッシュアップできるよう、積極的な姿勢でプログラムに臨まれることを期待しております! 

 

上杉周作氏セッション

2012年02月28日

2日目のスタートはQuoraデザイナーを務めていらっしゃる上杉周作さんのワークショップです。

Quoraとはfacebookの元CTOが始めたQ&Aサイトで、現在シリコンバレーを始め世界的に注目されている企業です。

 

セッションは以下の3つについて行われました。

1.履歴書 2.プレゼン 3.面接

 

まずはじめに、1.履歴書のアメリカ方式の書き方について。あらかじめ提出頂いた学生参加者1名の英文の履歴書を、上杉さんがアメリカ方式のデザインと内容に即興で作り上げていくというものです!アメリカの履歴書では、ほとんどデザインが自由とのことで、各自が自分を最もアピールできると考えるデザインにすることができます。フォントや配置、文の書き方などを変えることによって、最終的に学生参加者の履歴書は見違えるほど改善されました!

 

次は2.プレゼンについて。プレゼンやピッチには、投資家向け、エンジニア向けのもの等ありますが、今回は学生を採用する際にどのようなプレゼンをすればよいのかということを教えて頂きました!

学生に対するプレゼンは、

「社会へのインパクト」×「会社の中でのインパクト」

が重要とのことです。例えばQuoraを例に出して考えると、「Quoraによって世界中のあらゆる質問に質の高い答えを提供することができる(社会へのインパクト)。また貴方にQuoraのデザインの1/4を任せるよ(会社の中でのインパクト)。」などと言ってプレゼンをします。この2点を意識すれば、学生の心をつかむことができるということですね!

 

また3.の採用面接について。シリコンバレーでは、4、5人の面接官すべてから許可を得ることができないと採用されないということで、かなりハードだそうです。またデザインの面接では、課題が出され、それを後日提出というものが多いようです。

そこで、デザインの優先順位は、

1.product(製品の機能、位置付け) 2.UI(使いやすさ) 3.visual(見た目)

となっているということです。デザインは見た目が最も大事だと考える方も多いかと思いますが、いかに製品の位置づけに沿ったデザインであるかが最も重要であるとは、意外だったのではないでしょうか。

 

ワークショップ後、皆さんから多くの質問があり熱意が感じられました。その後、上杉さんと共にランチをし、一部のチームが自らのプロダクトを見せ、上杉さんにアドバイスを頂いており、貴重な機会になったかと思います!

 

 

大澤弘治氏セッション

昼食後はシリコンバレーに滞在20年となるGlobal Catalyst Partners大澤氏による講演が行われました!大澤氏は99年に三菱商事退職後 Global Catalyst Partnersを創業し、シリコンバレーのベンチャーキャピタリストとして、現在までに3つのファンドを立ち上げ、投資の対象はシリコンバレーに8割と他はイスラエル、中国、日本などにも投資を行っておられます。ベンチャーキャピタルやファンドのことについて様々なお話を伺うことが出来ました!皆さんメモを取りつつ、真剣にお話を伺っておりました。

ベンチャーキャピタルやファンドのことについて様々なお話を伺うことが出来ました!皆さんメモを取りつつ、真剣にお話を伺っておりました。

 

まず成功するベンチャーの一例

・創業者の年齢は関係ない!

・異文化を持った人がいても大丈夫(ex. intel, sun)

・潜在市場でビジネスの再革命を起こす(ex.電話会社 → skype)

・不況の時にこそ起業するのがよい(∵より厳しいスクリーニング)

 

次に失敗しそうなベンチャーの一例

・マーケットリスクや人的リスクの軽視

・資金の超過調達

 

次に、将来の日本の姿とは・・・!?

「今後学生が社会人となり活躍する頃の日本は、世界の中でも最大の債務国となり、債務残高は1000兆円となると考えています。5年後には国債消費が出来なくなり、国債を海外に売りに行きます。そうすると、格付けが暴落し、長期金利が高騰します。追々、中小企業は大量倒産し、失業率が20%超を超えると考えられます。こうなると日本の中でもグローバル化が進み、手に職を持たない人は仕事に就けないことになります。結果、若い世代が日本で働く頃には日本は世界からみて状況が厳しい時代になります。そのため世界に通用するような人材となるために準備が必要となります。」

 

そこで、世界に通用するような人材となるために必要な要素とは!?

・恐怖心に打ち勝つ精神力 

・クリエイティブ

・正直 + 知性

・諦めないこと

・チームプレイ

・明るいこと(楽観的な人)

など、これらの要素を兼ね備えている方。

 

最後に、大澤氏からの学生へのメッセージ。

「成功とは・・失敗をmanageすることの積み重ね」

例えば、リンカーンは選挙に何戦も落ちたが最終的には大統領選挙に当選しました。失敗を恐れずに、何度もチャレンジし続ける必要がありそうですね!