過去の参加者の声 Grow! Inc. 一ツ木崇之氏

2012年06月27日

昨年度のjannovation week2011に参加されたGrow! Inc.の一ツ木崇之さん(Co-Founder/CEO)より昨年度参加された感想を伺いました。

一ツ木さんは経営コンサルタントとしてキャリアをスタートし、その後日本で2社の会社設立を経てGrow! Inc.を設立されました。

 

まずはじめに、なぜjannovation weekに参加しようと思ったのですか?

 2011年7月にGrow! Inc.を米国デラウェア州に登記しており、資金調達や事業開始の手続き等で渡米の予定がありました。渡米のタイミングでちょうどjannovation weekが開催されていることを知り、シリコンバレーでのネットワーク構築に役立つだろうと考え、参加を決意しました。またシリコンバレーには世界中から人材が集まり、数多くのスタートアップが生まれていますが、なぜシリコンバレーにそれだけの魅力があるのかを実際に確かめてみたいと思ったのも理由ですね。

 

なるほど。jannovation weekに実際に参加されてみて、当初感じていたシリコンバレーの印象と異なる点は何かありましたか?

 実際にシリコンバレーに行って感じたことは、思っていた以上に自然豊かな長閑な環境だったということです。また交通インフラも日本とは比べものにならない程不便でした(笑)。このような環境の中で数多くのスタートアップやウェブサービスが誕生していることに正直驚きましたね。

 

jannovation weekで印象に残っているセッションがあったら教えて下さい。

Stanford大学で行われたDasher教授の講義がもっとも印象に残っています。Stanford大学の教育環境に圧倒されたこともありましたが、シリコンバレーの歴史から最近の資金調達のトレンドなどスタートアップに関する概論を分かりやすく講義してくれたため、非常に参考になりましたね。

 

jannovation weekに参加してみて一番良かったことは何ですか?

なんと言ってもシリコンバレーでの人脈を構築できたことが一番大きいですね。単身では構築出来なかったような人たちと、このプログラムを通じて知り合うことができ、アメリカで活動する際に実際に相談することが出来るようになりました。またGinzamarketsRayさんとは公私共に色々情報交換できる仲になり、今も自身の財産となっています。

 

それは素晴らしいですね。現在一ツ木さんはシリコンバレーでの挑戦を開始していますが、サービスを立ち上げて感じる日本との違いは何ですか?

日本とアメリカでは、サービスや情報の量に圧倒的な違いがあることを痛感しました。アメリカでは毎日のように新しいサービスが生まれ、資金調達に成功したというニュースが流れてきます。またそれら先行サービスの進捗状況等のデータ蓄積も充実しており、自社のサービスを考える上で非常に役立つことがありますね。

 

最後にシリコンバレーに挑戦する起業家へのメッセージを御願いします!

シリコンバレーというと「起業の聖地」のようなイメージが先行してしまっていますが、あくまで地域は手段であり、まずは「勝てるところで勝負する」ことが大切です。サービスを展開する上で、どの地域が一番適しているか、そういった視野から地域を見ることが重要だと思います。またそれぞれの地域には独自の文化や考え方があり、地域特性に合わせて事業をローカライズをすることも大切です。

 

 

一ツ木 崇之

CEO/Co-Founder/President of Grow! Inc.

2003年経営コンサルタントとしてキャリアをスタート。その後、日本で2社の会社設立を経て、ウェブページに簡単に設置できる「Grow!ボタン」を通じ、インターネット上での「チップ」を実現するサービスである、Grow! Inc.(US)とGrow株式会社(Japan)を設立する。Grow! Inc.では全体のマネジメントの他、マーケティングや事業提携も担当。
ソーシャルチッピングプラットフォーム ”Grow!”
http://growbutton.com